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えんぞう流Instagram活用術

iOS版『Instagram』の最新版となるバージョン 2.5.0をよく観察してみた

えんぞう 2012/06/29

『Instagram』を使って雰囲気のある写真を撮ってみたい──。そんなiPhoneユーザーの方々、もう何も悩むことはありません。えんぞう流『Instagram』活用のコツをお教えしましょう。一通り読めば写真展まで開催できるかも!?

前回はトイカメラアプリに絞って加工を実践するケーススタディをお届けしました。早いものでこの連載も7カ月目に突入しようとしています。応援してくださる皆様のおかげです!本当にありがとうございます!

さて半年の間にInstagram自体がFacbookに買収されたり、何度かのバージョンアップを経て、連載初期に紹介していた『Instagram』とは大分異なるというか見た目は全く違うアプリに進化していました。

今回はそれをチェックしていきたいと思います。

見た目はどう変わったのか

まず一番気になるプロフィールページを見てみましょう。

左が旧式、右が最新式。見た目がシュッとした

おおよその構成要素は変わってませんが、画面最下部のメニューはごっそり変わっちゃってますね。メニュー内容は新旧ほぼ変わりませんが、激変した部分が「ポピュラー」の部分。左から二番目の内容ですね。

ポピュラーが無くなった?

左から二番目のボタンを叩くと、下記のような画面になります。

「フォトを検索」とな

「フォトを検索」。英語版だとEXPLOREになりました。ここは以前まで「ポピュラー」と言って、ある基準を満たした作品だけが掲載される領域になっていました。

しかしこのページに掲載されたいが為に、大量フォロー大量Likeをするユーザー(やプログラムのようなもの)が出回り、必ずしも真っ当に人気のある、また優れた作品が掲載されなくなってしまっており、一時期は抗議運動まであった程のいわくつきのメニューだったんですね。

FlickrにもExploreという同じようなメニューがあり、こちらのほうが選出アルゴリズムが優れているために、この名称変更に期待を寄せたユーザーも多かったようですが、2012年の6月末現在では、単に名称が変わっただけで実際はこれまでのポピュラーページと同じようです。今後アルゴリズムが改善されたらなぁと願うばかりです。

この画面には検索窓があります。ここでユーザーとハッシュタグを検索することができます。

ユーザーの場合は入力補助機能がついていて、フォローしているユーザーがリスト表示されます。ハッシュタグもデフォルトでは自分がよく利用するタグが表示されていますが、入力補助が効いてリストされるので便利になりました。またその分、自分のプロフィールページへのアクセスが素早くなりましたね。

左からユーザー、ハッシュタグによる検索

気になるfacebookとの連動は?

平たく言えば、ものすごい連動したわけでもなくささやかに連動しました。良心的と言ってもよさそうです。

大きくは2つあって、ひとつはInstagram上で「いいね!」した作品をfacebookに共有できるようになったことと、もうひとつは、写真の投稿先を自分のウォール若しくは管理ページへと投稿先を選ぶことが出来るようになったことです。

左が設定画面、右は投稿先選択画面

ちょっと前になりますがmixiへも投稿出来るようになっていますね。

mixiにも投稿可能。ただしオフラインの際に共有設定がonに出来ず、それを行おうとすると共有設定自体が解除されてしまいます

その他これまでに強化された機能群

連載開始当初は実装されていなかった機能強化も見て行きましょう。まずはライブでフィルターがかかる仕様になったことです。

撮影画面でフィルタとフレームを当てた状態でプレビューできます。チルトシフトも同様。作例もどうぞ

またHDRが実装されています。

左上から使用前、使用後、別の写真で使用前、使用後

『Instagram』単体で結構手の込んだ作品を作ることが出来るようになっていますね!

これまでの総括と展望?

この半年でかなりパワーアップした印象を受ける『Instagram』ですが、その間、類似サービスも幾つか登場しています。

大きなところでは『tadaa』という写真共有アプリです。

『tadaa』はドイツ発のポストInstagramアプリです

こちらは流石後発だけあって、兎に角機能が充実しています。主に写真補正および加工の設定が可能なパラメーターと種類が豊富であることと、フォロー先の気に入った作品をリポスト(リツイートと同等)することが出来ること、そして、作品に対して作品で返信することが行えるという点です。最大の違いはInstagramがスクエアのみの投稿に限定されるところを、『tadaa』ではフォーマットが限定されません。

この点では『EyeEm』も同様に、任意のフォーマットでの投稿が可能です。また独自の機能としてアルバムを作成したりフォローしたり投稿することが出来るアプリとなっています。

『EyeEm』はInstagram以前からあった写真共有サービス。機能はInstagramより優れていると思います

一方でPCからの投稿にも対応していた『picplz』は2012年7月3日にサービスを終了します。こちらもフォーマットを限定せず、えんぞうの周囲にもちらほらユーザーがいたのですが……

『picplz』は、フォーマットを限定しない以外はほぼInstagramと同等の機能を持っていました

マネタイズ若しくはバイアウトに失敗したサービスは容赦なく淘汰されていくようです。どちらにせよ如何に多くのユーザーを獲得し、獲得したユーザーに使いまくって貰うのか、という部分が重要になってくると思います。

俯瞰してみると、仕組みが複雑であればある程ユーザーが定着しないように思えます。Instagramは徹底してシンプルな仕組みを貫いていますが、それはすなわち、誰でも特に説明が無くとも使い始められるくらいに簡単であることを示しています。またスクエアフォーマットに限定することでサードパーティーがサービスを供給しやすいということも普及に弾みをつけたのではないかと思っています。

そうはいうものの、写真として鑑みた時、スクエア限定であることが面白さとトレードオフであることも事実。えんぞう個人としては、EXPLORERのアルゴリズム改善と、フォーマットの自由化をInstagramに強く、期待してやみません。

ではまた次回よりアプリの紹介を続けていきたいと思います!

えんぞう
広告代理店勤務のサラリーマン。『Instagram』が大好きで仕方のないiPhoneカメラフェチ。一般的なカメラについてはド素人。iPhoneカメラアプリのレビューサイトiPhoneCameraApp.Orgを運営。日本最大のinstagramユーザーグループInstagramersJapan(IGersJP)を主催。毎月第3土曜日に渋谷rhythmcafeでDJもしてたりする。

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