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デジタルノート「Evernote」のiOS向けアプリ『Evernote Hello』がリリースされた。Evernoteを活用して、「出会った人」を管理する専用アプリだ。Evernoteと連携する新アプリを試してみた。
『Evernote Hello』は、Evernote自身が開発したEvernoteの連携アプリだ。Evernoteは、テキストや画像、Webサイトなどの情報を集約し、管理して検索などが行えるソフトとサービス。「すべてを記憶する」ことをテーマに開発されているが、今回、人との出会いを管理するアプリを追加することで、「出会った人との記憶」を管理できるようにした、というのが『Evernote Hello』だ。現時点ではiOS(iPhone)版・英語版のみの提供だが、日本語版も現在開発中だという。
『Evernote Hello』をインストールして起動すると、まずはEvernoteアカウントへのログインを行う。ログインするとメイン画面が表示される。
上部には、「ほかの人と共有するために自分のプロフィールを作成する」と表示されており、まずはこの部分をタッチして、自分の情報を登録する。入力するのは名前、メールアドレス、Twitterアカウント、電話番号。そのほか、あいさつメッセージも入力できるので、必要なら入力する。
さらに、カレンダーに登録したイベントから、会う人を予測する、というので、iOSに設定された『カレンダー』を選択しておく(ただし、この機能は未検証)。
自分の画像を作成することも可能で、カメラアイコンをタッチすると、撮影画面が自動的に起動する。デフォルトではインカメラで撮影する形になっており、センサーを使ってカメラが一定の位置まで持ち上げられたら自動撮影するようになっている。4枚の画像が自動で撮影されるので、例えば4種類の表情を連続ですれば、アイコン化したときに、その顔が連続で再生されるようになる。プロフィールを登録したら準備は完了だ。
人と出会ったら、『Evernote Hello』を起動して、その人の情報を登録する。メイン画面の「+」アイコンをタッチすると、登録画面が起動する。登録方法は2種類あり、自分のiPhoneを渡して、相手に登録してもらう方法と、自分で登録する方法。やり方としてはアナログではある。
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+アイコンタッチで、まずは登録の仕方が表示される。手渡して相手に登録してもらうか、情報を聞きながら自分で登録する |
上部には自分のあいさつが表示され、その下に相手の名前、メールアドレスなどを登録する欄が表示される |
登録するのは、自分のプロフィールと同様に名前、メールアドレス、電話番号、Twitterアカウント。写真も登録でき、やり方はプロフィール登録と同様だ。人に登録してもらう場合、使い方に慣れてない人では難しいだろうし、この方法が一般化しないとうまくいかない印象もあるが、話題を振りつつ、登録するのもいいだろう。写真は、相手に自らインカメラで撮ってもらってもいいし、自分で相手を撮影してもいい。
登録すると、メイン画面にその人の顔写真が登録され、タッチするとその人の詳細情報が表示される。
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登録した相手のアイコンをタッチすると、詳細情報が表示され、ここから電話、SMSやメールの送信が可能 |
鉛筆アイコンをタッチすると登録情報を修正できる |
鉛筆アイコンの隣のアイコンは連絡先への登録ボタン。名前と電話番号だけ、自動記入されるようだ |
登録した情報に加え、最初に情報を登録した際の位置情報と日時も同時記録されており、出会った場所をすぐに確認できる。さらに、画面上部の「Add a new encounter」をタッチすれば、次に出会ったときの情報を記録できる。場所と時間が自動で記録されるので簡単だ。
出会う度に、「Add a new encounter」をタッチしていくと、メイン画面のアイコンが増えていき、その人と出会っている回数が記録される。
記録した出会いは、アプリで管理できるのに加え、PCソフトやWebのEvernoteからも閲覧できる。名前や電話番号など、登録された情報が記録されているほか、出会った日付やメモも表示できる。
現時点では、ソフト版、Web版のEvernoteでは編集に対応しておらず、閲覧するだけだが、登録した情報による検索は可能だ。
『Evernote Hello』は、既存のWebサービスを活用し、それと連携する形で新たなサービスを構築している。Evernoteだけでも、同じように出会った人の情報を記録することはできるが、「人と出会いの情報」に特化して記録するアプリを用意したことで、より使いやすくなっている。Evernoteサービスをインフラとして使い、新たな情報の記録を追加した、という印象だ。同時にリリースされた食事専用の記録アプリ『Evernote Food』とともに、Evernoteの新たな可能性を感じさせるアプリになっている。