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iOS 5で追加された「AirPlayミラーリング」は、iOS機器の画面そのままをApple TVにワイヤレス転送する。これまでもiPad 2で「Digital AVアダプタ」を利用すれば、HDMIケーブルでテレビと接続し画面を転送できたが(ビデオミラーリング)、iOS 5ではこれをワイヤレスで実現する。
ただし、対応するiOS機器はiPad 2とiPhone 4Sのみ。ビデオミラーリングはiPadとiPhone 4、第4世代のiPod touchでも可能だが、ワイヤレスのAirPlayミラーリングは処理の負荷が高く、一段上の性能を持つ「Apple A5」を搭載したiOS機器でなければ利用できない。Apple TVのファームウェアも、バージョン4.4以降にアップデートする必要がある。
AirPlayミラーリングは、基本的にiPhone 4S/iPad 2の画面をそのままワイヤレス転送するだけだが、AirPlay対応アプリを使うときは注意が必要だ。具体的には、サウンドプレイヤーの『ミュージック』で音楽を再生しているとき、出力先(スピーカー)をApple TVに変更すると、AirPlayミラーリングは強制終了されてしまう。音声を扱う従来のAirPlayとAirPlayミラーリングは別物で、同時に利用できないのだ。
一方、『写真』には自動切り替え機能がある。写真/動画をタップすると、再生側(iPhone 4S/iPad)の解像度ではなく、Apple TVの解像度にあわせて出力してくれるのだ。その間は一時的にAirPlayミラーリングが停止し、従来の方法(『写真』を起動後に出力をAirPlay経由に切り替える)で出力される。いちいちAirPlayミラーリングを停止しなくても、写真/動画が高品質に出力されるので安心だ。