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アップルは8月1日から13日まで全国7つの直営店で、子ども向けのワークショップ「サマーキャンプ」を開催している。サマーキャンプは8歳から12歳までの子どもが参加し、毎年行われる恒例のイベントで、今年も「Apple Storeで映画監督になる」をテーマに、子供たちがショートムービーを制作・披露する。Apple Store, Ginzaを取材した記者が感じたのは……。
8月8日、朝早くからApple Store, Ginzaに子供たちが集まった。「Apple Storeで映画監督になる」をテーマにしたワークショップに参加するためである。サマーキャンプは全3日制となっており、取材に訪れたこの日は全3日の初日。初日はショートムービーのテーマを決め、必要な素材を集めていくらしい。映画を制作するための映像、そして、そこに使うサウンドトラックの作成。この両方の素材をたった1日、しかも90分で仕上げてしまおうというのだ。
時間の内訳はおおよそ以下のとおり。絵コンテの作成15分、iPod touchを使った映像の撮影、iPad 2とアプリ『GarageBand』を使ったサウンドトラックの作成がともに約30分である。このほかに初めて顔を合わせるサマーキャンプ参加メンバーへの自己紹介なども含めて合計90分なのだ。
イベントでは、ストア店員のアドバイスを受けながら作業がサクサクと進んでいく。
え!? これで本当にショートムービーが仕上がるの? 素朴な疑問を抱くほどのサクサク感。不安を覚えながら、昨年のことを思い出した。実は筆者、昨年もこのイベントを取材させていただいていたのだが、それなりの映像に仕上がっていたことを思い出したのだ。Macに触れたことのない子供たちでもズームインやフェードアウトなどのエフェクトを映像につけて、編集し、それなりの映像に仕上げていたことを。
今回の映像のデキについては、取材日翌日に行われるので、確認できなかったのが残念だが、少なくともサウンドトラックはかなりすごいものができ上がっていた。
サウンドトラックの作成に使用したのはiPadアプリ『GarageBand』。サマーキャンプでは、このアプリを使用しドラムパターンとキーボードによるコードの入力を行っていった。といっても、おそらく子供たちはドラムのことやコード進行などは知らないに違いない。それでもサマになるサウンドトラックができてしまうのだ。
種を明かすと、『GarageBand』の「Smart Drums」「Smart Keyboard」という機能を使用したからである。「Smart Drums」では、スネアやハイハット、シンバルなどをiPadの画面上にドラッグ&ドロップ操作で配置していくことで本格的なドラムパターンが誰でも簡単に作成でき、「Smart Keyboard」も、キーボードのコードをタップ操作するのみ。これだけでサウンドトラックができてしまうのだ。
おそらく『GarageBand』を使っている人は知っている機能だが、そんなことは知らず、ライトな感覚で曲作りに挑んでみたいという人に最適なアプリなのではないかと思わされてしまった。と書くと妙に冷静に見えるが、個人的にはかなりの感動を覚えるレベル。取材後、かなりの時間、『Garageband』と戯れてしまった……。
さて、このサマーキャンプ。本当に子供でも簡単にショートムービーが作成できてしまうのだ(昨年の記憶とつなぎ合わせてます)。そのことは、映像編集の超初心者の私としてはすごく励みになる。というよりも、Macを使えば、誰でも本格的なサントラづくりと映像編集ができるんだ! という感動を覚えたわけである。
Macを買ってもいまだに寝かせたままのiMovie、買ったはいいけれど、いつの間にか触れることのなくなった『GarageBand』(Smartの機能は使っていなかった……)、この夏は是非、ショートムービーの制作をやってみよう! 音楽もつけて。
ちなみに、今回、子供たちが作成したショートムービーは、8月13日(土)、Apple Store, Ginzaでお披露目される。一般の方も同店が開店する10時からイベントスペースで見られる(イベント自体は9時開始、10時30分まで)ので、興味のある方は足を運んでみてほしい。