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iPhone関連トピックス

iPhoneで多いトラブルは何? その対処法は?──修理工房「SMART」に聞く

大澤昌弘 2010/12/24

フロントパネル、液晶ディスプレイの破損などiPhoneを使っていると思わぬトラブルに見舞われることがある。実際にはどのようなトラブルが多いのか。失敗例から事前にiPhoneを守る知恵が得られるかもしれない。iPhoneの修理を手がける「SMART -Sales & Repair Service-」(旧名称:iPhone-factory)を訪れ、修理依頼の多い5つのケースについてその原因等を伺った。

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最も多い修理依頼とは?

2009年12月からiPhoneの修理を手がけ、これまで3000台超を復活させてきた「SMART -Sales & Repair Service-」。工房には日々、修理の依頼が舞い込んでくる。

依頼内容は様々だが、「SMART -Sales & Repair Service-」を運営するエコタクドットコムの藤澤純一氏によると、iPhone 3GSのフロントパネルの修理依頼が最も多いと指摘する。iPhoneを路上に落とし、フロントパネルを破損してしまうことが原因のようだ。

ふとした気の緩みで無残な姿になったiPhone

iPhone 3GSのフロントパネルの修理費用は、同社の場合1万1,400円、同社が提示する他メーカーでの修理は2万円以上になる。いずれにせよ、わずかな不注意で1万円以上のお金が飛ぶ。

ならば、事前に防止したいところだが、実際のところ、確実な対処法はないようだ。強いていえば、iPhoneが路面に落ちても、フロントパネルへの直撃を回避するような厚みのあるケースを装着したり、フロントパネルを覆うタイプのケースを使うことぐらい。もちろん、衝撃が加われば、ケースをつけても破損は免れない。藤澤氏も「最終的には気をつける以外にない」と話す。

フロントパネルの破損は落下以外の原因があることも触れておこう。バッグの中に収納していたiPhoneを取り出したところ、いつの間にか破損していたというケースもよくあるとのこと。バッグに収納する際、フロントパネルが痛まないように心がけるしか方法はない。フロントパネルはいつ破損しても不思議ではないことを心に留めておきたい。

アップルの有償保証はバッテリー交換のハードルが高い?

「修理」という言葉からは離れるが、その次に多い依頼は、バッテリーの交換だ。iPhoneを使っていれば、いずれ消耗するのがバッテリー。アップルのホームページ上にも、iPhoneのバッテリーはフル充電/放電を400回繰り返すと、元の容量の80%までしか充電ができなくなると明記されている。

そのバッテリーだが、アップルストアで交換依頼すると、9,800円かかる。それならば、バッテリー交換が可能な2年間保証の有償プログラム「AppleCare Protection Plan」(9,800円)に加入しておくとのがいいと考える人もいるかもしれない。しかし、同プログラムに加入しても、バッテリー容量が当初の50%以下にならなければ交換の対象とはならないのだ。

同社の場合は、機種により金額は異なるが、4,500円から交換が可能に。およそ半額で修理してもらえるのはありがたい。交換作業時間に要する時間も短く30分程度で行ってもらえる。バッテリーの交換を見込んで「AppleCare Protection Plan」に加入するのなら、同社のような修理・交換専門店のサービスを利用してみるのも一考に値するだろう。

iPhone 4に限ったときに最も多い修理依頼とは?

バッテリー交換に続き、3番目に多い依頼はiPhone 4のフロントパネル、そして4番目はiPhone 3Gのフロントパネルの修理である。機種別に見た場合、iPhone 4で最も依頼のケースが多いのが、このフロントパネルの破損だという。

iPhone 4の修理は3G/3GSよりも高くつく。iPhone 3G/3GSはフロントパネルのみの交換だけで済むが、iPhone 4は、フロントパネルとその下にある液晶ディスプレイが接着されており、構造上取り外しにくい設計になっている。作業効率を考えた場合、液晶ディスプレイも含めて交換せざるをえないとのことだ。

フロントパネルの破損はiPhoneを一から分解していく

"水没"した場合はどうする?

最後は、iPhone各機種を"水没"させてしまうケースだ。水没といってもiPhoneを丸ごと水中に落とした場合だけではない。iPhoneの中には、水に触れたときに、白から赤色に色が変化するチェックシートが入っており、その色の変化したものが"水没"に該当する。

意外なケースでは、幼児がiPhoneにかじりつき、Dockコネクタ周辺を口の中に含んでしまった結果、"水没"したというケースもある。ほかにも、iPadでの事例になるが、液晶保護フィルムを貼付したときに"水没"した事例も。水滴を使って貼付するフィルムを使用し、そのフィルムに水分を多くつけすぎた結果、故障したのだという。

これらのケースは例外だとしても、水周りでiPhoneを落としてしまったらどう対処したらよいのだろう。藤澤氏によると、すぐにドライヤーで乾燥させるのがベストな選択のようだ。自然乾燥させて、内部の部品が錆びてしまうより、即座に乾燥させて、水分を飛ばすことで復活する場合もあるという。

しかし、なかにはどうにもならないケースもある。それは海で落としてしまった場合。「水道水に浸してしまったものであれば、直ることもありますが、海水に落としたものはほとんど復活しませんね」(藤澤氏)。季節柄、海辺でiPhoneを使う人はあまりいないだろうが、iPhoneは、水道水よりも海水を苦手とするようだ。そのことを予備知識としてしっかりと頭の中に入れておきたい。

なお、同社は現在、神奈川県横浜市を拠点とし、全国からの修理依頼を受け付けている。12月23日には東京都渋谷区に新たな路面店をオープン、東京都内在住者は足を運びやすくなった。東京都と横浜市の一部では出張サービスも実施している。詳細は同社のホームページ上で確認してほしい。

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